NEWS

「ドクターのこころ専門外来」開設計画について(案)

最近ようやく、医師・歯科医師が、
長年きわめて過酷な労働を強いられ続けていることが、
ようやくメディアにも報じられるようになりました。

過酷かつ不法が当然といった労働条件を強いられ続け、
医療のわずかなミスさえ許さなくなった社会風潮、
医療ミスと聞けば、鬼の首を取ったように一斉攻撃するメディア。
常に訴訟と隣り合わせの、緊張感でがんじがらめの日常診療・・・。
先生方の責任は、際限なく、重く、重く、のしかかるばかりです。

そうなんです。
当然です。
心に不調をきたす先生方が激増しています。

これは、まだあまりマスメディアには報じられていないことです。
しかし、あろうことか、命を落とされた先生も、複数おられます。
あるいは、第一線から脱落し、静かな職場を求めて、
第一線から立ち去る先生方も増え続けており、
結果、ご存じの通り、基幹病院の医師不足、ひいては救急車たらい回し、
そんな現象を引き起こしています。
同じ医師として、私は、無念で、悔しくてなりません。

「ドクターのこころ」について、現状では、
社会的認知度は全くないに等しい、なので、
心を病んだ先生方に対する、職場=病院の管理者側の、
認知度や対応のレベルは、
いまどきの民間企業や官公庁と比べ、恐ろしく劣悪かつ低質です!

病めるドクター側にしても、
受診しようにも時間がまるでとれないし、
何よりドクターとしてのプライドや同僚の目[ようするに偏見で
す!]もあり、
また雇う側としては、ドクターなんだから自分で何とかしろ、と、
無策に放置、見捨てられているのが実情です。

院長自身、極限まで重症化した状態で駆け込んできたドクターを診療させ
て頂いた経験が複数ありますが、
責任上、立場上、さらに所得補償すら不確かなために、
他業種なら当たり前にできる、
「休職」すら思うようにできないという、
もはや基本的人権すら守られていないのが現状です。

かえるも、毎日多忙なクリニックですが、
そんなドクターの、
極まりない心の苦悶、にもかかわらず、
多くの人を癒しながら、自分には自由に癒しすら求められない、
樹海に迷い込んだような、なすすべのない苦しみに、
一刻も早く、少しでもお役に立ちたいと、
同じ医師として、「絶対やらねば!」と、
強い使命感を感じています。

具体的なスケジュールや方法、費用の問題[保険or自費]
など、
諸法上の問題をクリアしながら、
詳細をじっくり煮詰め、
新年より、ぜひスタートしたいと考えております。

決まり次第、この場でまたご報告したいと思っております。
今しばらくお待ち下さい。


NEWS一覧に戻る

かえるメンタルクリニック
精神科・神経科・心療内科